生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

シンドラーのリスト

12月3日

こんにちは。
外は晴れ。いい天気。
起きて、弁当を作って、洗濯機を回していたけれども
タオルの重量が多かったのか何度もすすぎを繰り返している。
もったいなさすぎ!!と倹約家(ケチ)の私は途中でストップし自分ですべてのタオルを絞り、
たまっていたほかの化繊の服を入れた。
洗濯機って、頭いいなあ~と思っていると案外勝手にあれこれはじめてしまうから、
注意深く見守っておかないとかなりの無駄になっている可能性もあるなぁと思い始めた。

今日は見終わった「シンドラーのリスト」のお話。
やっぱり、人には、あのときはスッと心に入ってこなかったものが、
ある日はスッと入ってくることがあるのだと思う。
実際にアウシュヴィッツに行き、あの殺伐とした空気を感じたのにも関わらず、
この2年は自分のことで精一杯すぎて、どうにも行動できなかった。

ようやく2年が立って、じんわりとあのときの記憶をよみがえらせながら
映画を観ることができた。

シンドラーは実業家で大きな家に住んでいるけれども女たらしな感じの方。
ホーロー容器を作る工場でユダヤ人を働かせ、最初は儲け一本だったが
次第に自身の交友関係も利用し(ナチス党員だった)、ユダヤ人の健康を守りながら
彼らを強制収容所内でも工場で働くことに成功する。
その間にはかなりの賄賂が動いていたみたいだけれどお金持ちだったからできたんだね。
途中、手違いでユダヤ人の工場労働者がアウシュヴィッツに運ばれてしまうんだけれども
それも救出することに成功した。

途中、かなり残虐でありナチスの将校だったアーモン・ゲートという男性に
言うセリフが心に残っている。
パワーについての話で、人を殺すパワーよりも、許すパワーの方がいい、
というような感じだった・・・。
アーモン・ゲートはシンドラーからその言葉を聞き、一時はユダヤ人の行いに
許したりするも、最終的には残虐に戻り戦後に処刑された。

あとは、やっぱり最後の、「もっと救えたのに」というセリフかなぁ。
もっと自分が努力していれば、もっと、もっとって彼は工場で働いて
救われたユダヤ人たちの前で言うんだけれども、
それをユダヤ人たちはそっと何も言わずに聞いて、そばに寄ってあげるのだ。

完璧な人間なんかいないし、人は誰でも失敗をすることを知っているようだった。

195分の長編でしたが、とてもよかった。
生々しい場面は多々ありますが、ぜひぜひ・・・!!

では。昨日のおそばの写真。かき揚げも美味しかった。

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