生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

昔の旅~鹿児島・熊本~2016 1/30~2/3 ⑦

1/31 ④

ホタル館を出て、すぐ手前にある「長浜屋」というさつまあげ屋に寄った。
2個ほど試食している最中、抜いた部分にあたり「いでっ」となる。
そこで、祖母に送るさつま揚げセットを購入。そのまま送ってもらった。
重い気持ちであるのにも関わらず、足取りが軽く武家屋敷の方へ向かった。武家屋敷は入場に500円。
江戸時代のものなのでそれはそれは貴重な庭園ではありますが…私はそういうものに興味がなく足早に見学。

ただ、武家屋敷内の雑貨屋さんのおばちゃんがとってもいい人だったので、それだけよかった。
友達へのお土産を探していると言い、いろいろ見せてもらったんだけれども、その友達に合うものがない。
悩んでいると、「こんなところじゃなくて、鹿児島中央駅の方がいっぱいあるよ!そっちで買いな!」と言ってくれたのだ。
なかなか、いないよね、「ここじゃないわ!あっちで買いな!」とこれだけ快活におっしゃるから…
ぱっきりはっきりとその店を出ることができた。

武家屋敷を出て、さて、もう帰るか、と思ったのだが、バスの時間まで1時間半ある。
あれまぁと思い、近くの薩摩英国館ディーワールドを経て、ふらっと立ち寄ったのが知覧茶の店。
店番をしていたのが後ろにひもをつけて赤ちゃんをおんぶした若いお母さまと、これまたラフそうな女性。

試飲としてウーロン茶と、紅茶、緑茶をいただく。どれも飲みやすくて、おいしかった。
そこのお姉さんにバスの話をしたら、時間になるまでいてもいいよ~ということで、居座らせていただくことに。
「知覧は、カフェ少ないんだよね~。居酒屋は多いんだけどさ」という。
特攻平和会館から歩いてくるときも、何もないということはわかったけど、居酒屋なんてあっただろうか?

それはいいとして、その奥さんがおぶっている赤ちゃんが可愛すぎる。
髪の毛がやわらかな茶色で、肌がぷよぷよで真っ白。確か「えみちゃん」という名前。本当にかわいかった。
あまり赤ちゃんに触れる機会がないのを利用し、えみちゃんに触れまくる私。癒しをありがとう。
その店を、バス時刻の20分前に出る。先ほど通りかかった和菓子屋さんで、かるかんを一つ購入。

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山芋が原料っていうから、気になっていた。
お母さんは、微妙だよ、と言っていたのだけれども。まぁ、おいしかった。
生地に山芋の味がするっていうこと自体が新感覚だったし、柔らかくてかたいものが食べられない私にとってもとても優しいおやつとなった。

バスで鹿児島中央駅についたのは、18時半ほど。もう暗い。
夕飯どうしようかなと思っていたところ、ちょうど今朝見て気になっていた24時間食堂を発見。
なんと、卵焼きとかご飯、焼き魚が180円ほどで、ポテトサラダとかひじきとかは100円。
今朝、オール明けのような若者が中でたむろしていて、気になっていた。

柔らかいものを探し、結局卵焼きとごはん、ひじきを頼む。
少なすぎて、店員さんに「お味噌汁と豚汁もありますけれども、どうされますか~」と聞かれる。「だ、大丈夫です」。
厨房から出てきたのは卵焼きとごはんだけ。中のおばさんが、「これだけ~!?」と驚いていた。
一瞬だけ食の細い気弱な女の子に変身?していた私だった。

そこで切なくも幸せな夕食時間?を過ごし、早めにゲストハウスへ。
20時くらいだったかな。シャワーを浴び、共有スペースで家計簿や日記を書いてしまう。
昨日もいた中国人の奥さんと日本人の旦那さんが二人して来た。
テレビをつけて、ぐてっと横になりだす。家のようなくつろぎ具合。
「家計簿書いているんだね~えらいね」「いやいや、どれくらい使っているか分かった方がいいですからね」
(実際あまり意味がない)
その夫婦がなんか不思議で、とてつもなく面白い。
その日、夜は何をしたのだか覚えていない。
もっと何かがあったはずなんだけれども。記憶障害かな。まぁ、いいか。

つづく