生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

リスボン・タイフーン

12月19日

昨夜の夜行列車でごとごと揺られながらポルトガルリスボンへ。
座席タイプのため体が痛くて眠れず、ひたすらぼーっとしていた。
朝8時頃になり、あと1時間半くらいかな、というところでカフェテリアに行った。

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コーヒーを飲みながらかなり贅沢な時間を過ごす、ただ途中でマスターさんが「リスボンのオリエンテ駅まであと5分です」と会計を急ぐので、まだあと30分あると思っていた私は急いで残りを飲んでお会計。

オリエンテ駅は私が事前調べで降りるべき駅だったんだけれども、
そこに着いたときなんの放送もなく、同じ車両の人も誰一人下車しないのでぼーっとして、駅に看板もなく…やけに長く止まっているな、と思って周りの人に聞くとそこがオリエンテ駅で、急いで降りようとドアを開けると途端に動き出した…。
共にオリエンテ駅に降りるはずだったインド系の人たちもあぁ~という感じ。

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(降り遅れたやん……)
ただ、さっき次の駅を聞いたときにアポロンなんとかと言っていて、よく地図を見ると私の宿の近くはロッソ駅だけどそこには止まらずアポロン駅が鉄道駅では近く、
アポロン駅で降りた方が地下鉄ですぐの位置だったのだ。

ラッキーや、ラッキー……。
アポロン駅で下車、地下鉄で宿の最寄りまで。
そのときは幸運にもまだ雨は降っておらず、すぐに宿を見つける。
宿でおすすめの朝ごはんの場所を聞き、駅前のパン屋で。
みんな並んでおらず適当に注文しているようにみえてそうすると、なんと整理番号があったらしい。

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それをとり、再トライ。
サンドウィッチのセットだけれど、モッツァレラのサンドウィッチ(かなり大きい)にトマトのスープ、ヨーロッパでよく見かける生搾りのオレンジジュースが出てきた。

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おそるおそるサンドウィッチは1個ではないのか聞くと、1個をただ切ったとのこと。
おなかすいていたからいいけど、食べ終わったあとは満腹だった。

そこでのんびりして、11時半ごろ宿に戻ると、ちょうど部屋ができたようで案内してもらえた。
そこからまた出掛けるも、雨風がひどすぎ。
地下の商店街に行くと中国色満載で、自分はどこにいるのかわからなくなる。

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中国や韓国にあるような地下街の雰囲気をポルトガルで味わうことができるとは…。

そのあとは更に雨風がヒートアップして、
台風のよう、傘も意味がなくなるほどでとりあえずカフェに避難した。

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なんか町にスティービー・ワンダーみたいな人がいっぱいいる。 
そして、坂が多い。歩いて、右を見ると坂、また歩いて、左を向くと坂。
少し登っていったあとに後ろを向くと、今まで歩いていた道が絵画の一部のよう。

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夢みたいな美しい町、、なのですが、、雨と風が本当にひどく、髪の毛はぐしゃぐしゃ、靴は浸水、ダウンコートびっちょ濡れ、コートの中に背負ったリュックさえ濡れてる。

どうにかトラムでベレンというところに着いたのが15時半頃。
トラムがぱんぱんだった。

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そこから更に海辺にある発見のモニュメントへ行くのは諦め、少し歩きまたトラムで戻る。

来た道を戻ると、途中で殴り合いの喧嘩をする人が。
止めに入る人もいたけれど、恐かった。
17時頃、朝に行ったカフェで夜ご飯としてポルトガル名物のエッグタルトとバカリャウと呼ばれる干タラのコロッケを。

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美味しかったけど、寒さもありすぐに宿に。
また明日も行きたいなぁ。
そうそう、朝にいた高齢の男性2人がまだいたのには驚いた(笑)
会話もなく、いるの。なんだろうなぁ。

そして18時前には帰りましたとさ。
この旅もあと少し、という実感がない。
日本を出たのが10月3日。
まぁそれなりの日数が過ぎたんだな。
いろんな、本当にいろんな人の顔が浮かぶ。
出会って話した人だけではなく、ただ見かけた人とか、そういう人も覚えていたりするから不思議。

生きているって奇跡だよね……。
それじゃあね。