生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

ゲルニカを見るの巻

12月15日

朝、7時前くらいに起きる。4人部屋だけど1人だったこともありよく眠れたかな。
しばらくボーッとしてから身支度をしてコーヒーとライスケーキ、トマトとオレンジで朝ご飯。
朝8時から提供のワッフルも食べた!

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ほんでもって、朝からドミノ・ピザの配達が来て朝からピザ⁉と思っていると、この宿が毎日提供しているチュロスを届けに来たようだった。

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チュロスは食わず嫌いだったけど、
隣の方がめっちゃいい音をたてて食べていて、一度食べてみるか、と食べるとサクッと揚げたてで美味しい‼
そうか…こんな美味しい食べ物だったのか…。

今日はゆっくりマドリードを散策しようと考えていたので、のんびりして9時に宿を出た。
昨夜雨が降ったのか、路面は濡れていて曇っている。
まず、ソロ駅からマヨール広場、サン・ミゲル市場の方までぶらつく。

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その後、日曜日に開催されるラストロ市なる古着や小物が並んだ大きなマーケットに行くも、人が多すぎるので退散。

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1個ちがう道にうつり、フラフラとする。
本当にヨーロッパの町中は歩きタバコをする人が多い印象…。
むやみに息を吸い込むこともできないよ(;_;)
それと共に、物乞いも非常に多い。
そんな光景を小さな頃から見る子供たちと、
あまり見ない日本の子供たちと、
なにか違いは生まれてくるのかな……。

日本は平和だなって思うときもあるけれど、平和ってなんなんだろうね。

そうしてずうっと歩いていく、昼近くなり、立ち寄った小さなマートで山羊のチーズを買う。
THE 山羊‼って感じだった(笑)

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そこから13時半からソフィア王妃芸術センターが無料なのでアトーチャ駅に向かっていき、目の前のバルでお昼。
トルティーヤ・エスパニョーラという卵焼きが有名らしく、それのセットを頼むも、ボリューミィー過ぎて驚く。

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しかも普通の卵焼きだった、美味しかったからよかったけど。

ここのお店の方は本当によく動いていて見ていて気持ちよかったな。
なんとなく、シベリア鉄道の車掌さんを思い出したよ。

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食べ終わり、重たい体でまずアトーチャ駅へ行き明日のバルセロナ行きの列車の予約を。
窓口は長蛇の列だったが、爽やかな青年が間に合わないのか、整理番号が書かれた自身の紙をくれた。
自分のも取っていたので、それは近くの人に渡しました、映画のペイ・フォワードみたい。

そしてソフィア王妃芸術センターへ。
  
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目的は、ピカソが描いた『ゲルニカ』。
1937年にスペインの内戦で無差別に爆撃されたゲルニカの町を描いた作品で、これも昔ピカソの伝記漫画を読んだときから気になっていたもの。

いざ目の前にしてみると、おおお、と思う。
この旅でほんっとうにいろんな絵を見てきたからなぁ…。
どんな解釈があるのかはわかりませんが、どうも太刀打ちできないものに翻弄されていく町の人たちという感じで、モノクロの絵からは心の叫びみたいのが聞こえてくる感じ。

言葉とか、芸術とか、音楽も含めて、人間って本当いろんな手段で人に伝えようとするんだね。
心があるからそれを受け取ることができるし。
すごいわぁ、人間、そして世界。
伝え方も、人それぞれ違うからこそいいんだよね。

アウシュビッツなどの場所も含めて、みんながどういう風に受け止めているのか気になってしまう。

1時間半ほど滞在したのち、昨日韓国のMちゃんがお勧めしてくれた展望台がある場所へ。
間反対の道を歩いており戻り、結局1時間かけてようやくCIRCULO DE BELLAS ARETSに着き、5ユーロで屋上のチケットを購入、いざ7階の最上階へ。

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曇っていたが非常に良い景色。
何となく新鮮だった。
はためくスペインの国旗に、あぁ、今スペインにいるんだな、と再認識する。
こんな場所きっと1人では来れなかったな、と思う。
上から見ると歩いている人の多さに驚く。
東京もこんな感じなんだよなあ。

20分くらいいたのち、18時頃一度帰宅。
夜ご飯を探すも、町中はすごい人。
宿の近くのカルメン通りは昨夜も交通規制していて、宿に行くまでに迂回しなければならず、今日もそうなりそうな予感。

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スーパーで気になっていたお煎餅みたいなお菓子と初日で買ったパンのグレードアップバージョンを買うも、中はツナオンリー。

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帰るか帰るまいか悩むも、なんとなく小腹が空いており『TAPATAPA』というタパス(おつまみ)の店に行き、菜っぱに加えてナッツやチアシードなどが入ったサラダと昼間のリベンジでトルティーヤののったパパス(小さなパンの上に具材をのせたもの)をチョイスした。

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どちらも期待以上の美味しさで嬉しくなる。
しかし夜でもチュロスのお店が大盛況。
どうやら、チュロスはスペインが本場らしく、そこまで甘くないココアに浸して食べるんだって。
バルセロナで試してみたいなぁ、目論む私であった。

では、またね!!