鮭いっぴきを楽しむ
12月9日
こんにちは。今、産婦人科から帰宅~!
NSTという、ノンストレステストなる赤ちゃんの心拍数を確認する
検査をしてきました!(^^)!
元気だったけれども、赤ちゃん自体はまだ下がっておらず、
予定日まであと18日だけれども「いっぱい動いてください!」と言われる…
動いているつもりだったので、うあぁ、まじかぁぁとなる。
まぁ、ツベコベ言わずに動けばいいのだ。そうだ。
そして、昨日の日記の続きです。
ピンポーンの音に瞬時に起きてドタバタと玄関に行く。
届いたのは、なんと鮭とほたて。
Oさんがずっと馴染みのある鮮魚店にいいのが出たら教えてと言っており
最近はずっと不漁のためなかなかなく、でもようやく昨日
「最後だけどとれたので送ります」的な電話が来ており、それだった。
まず、重い。我が家はドアを入ってすぐに階段なのでしんどっと思い
Oさんが帰るまでそこに置いておこうと思ったが、個別で運ぶことに。
しかし、鮭が大きくて冷蔵庫が閉じない。しっぽをどうにか曲げて押し込む。
けど、これどうするんだ?確認すると、捌いておいてと言っていたはずのようで
そのまま来るとは思わなかった様子。
ベトナムの子たちは魚をさばけるのでできるか聞いてみるとのことだったが
時間も時間だし、遅くなってしまうのでひとまずやってみることにした。
いやぁ、魚をさばく人をはじめて尊敬した。
まず、家の包丁ではきれいにさばけない。
そして、内臓やらを取り出す作業はやっぱりこたえる。
頭を切るときも、血がたくさん出たときも、ごめんねと思いながら
心を鬼にして腕に力をいれて切った。
内臓と卵を取り出したあたりまではかろうじてできたが、
その後の3枚おろしが上手にできなくて中骨にも身がくっついた状態で
もったいない感じとなってしまう。
それでも、どうにか身を外してあとは切り身にするだけだ、というところで
Oさんが帰ってきて、切り身はOさんに、私は生筋子の処理にとりかかった。
はじめて触る大好きないくらだが、鮭の腹からぐわぁと出てくるのは
人生ではじめて見たもので、あぁ、人間は贅沢だ、野蛮だ、なんて思う。
実家が魚屋でよくイクラを醤油漬けにしてくれた祖母に電話をしながら
なんとかイクラの処理を終え、Oさんはベトナムの子たちに半身を届けたのち
ムニエルを速攻で作ってくれた。
なんとか、鮭1匹が私たちの冷凍用4切れ、今晩用のムニエル、
明日のかぶと焼き・あら汁用に分かれ、ホッとした。
今回は震災以降いちばんの不漁だったようで、値段もはったけれども、
こうしていろんな料理で食べて、冷凍までして、いくらまで醤油漬けして
配れることを思うと、魚を1匹で買ってさばけた方が安いね、という話になる。
確かに、そうだ。
しかし、大変だ。
けども、できたら楽しいだろうなぁ。
夕飯のムニエルは美味しく、一緒にきたほたても堪能。
ベトナムの子たちからは「さしみをたべました」とラインが届く。
生で食べているよ、すごいねぇと話しながら良い夕食になった。
写真は、昨日の晩のはらこ飯、イクラたち。
鮭よ、ありがとう・・・。
おいしかった!!!