生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

シベリア鉄道乗車記念日

11月5日

朝は確か6時頃に起きて、おなかがすいて仕方がなかったので昨日買った黒パン1つとコーヒーとチョコをかじる。

せかせかと準備をして9時にはチェックアウト、だが大きな荷物は夜まで預けた。
朝ご飯に昨日も行った大衆食堂へ。
『スタローバヤ』と言って、ロシア全土にあるセルフの食堂でした。

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チーズの入ったサラダに、ビーフストロガノフのようなもの、パプリカや豚肉の炒め物をチョイス。
パンも添えたけど、肉類は計らずによそってくれて予想以上にお腹パンパンになった…。

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そんな体で今日はウラジオストクを一望できる鷹の巣展望台へ。
変な道に迷いこみ変な道に出て、
それでも金角湾大橋に無事到着、ただ歩道を歩いていたら降りろ!という風に言われてそそくさと戻って展望台にむかった。

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展望台にはロシアの方が3名ほどいて、 
みんな何を考えているのかずーっと、そこにいた。
私もぼーっとウラジオストクの町を見ていた。
韓国でも港町によく行ったし、今もロシアの港にいるなんてなんだか笑えてくるなぁ~。

そうして帰りは正規ルートで帰り、
シベリア鉄道の時間が現地時間でいいのかを確認、そのままトイレに行こうとしたらなんと20ルーブル(34円)とのこと。
安いピロシキよりも高いことに驚き、
市内のトイレを探すもなかなか見つからない。
ようやく教えてもらい、近くのカフェで80ルーブルのコーヒーを頼んで手紙を書きながら休んだ。

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そこから郵便局で手紙を送るが、
韓国もそうだけど普通の切手で日本まで送ることのできる奇跡…。
日本から海外に送るときは別途お金を出した気がするんだが…。
ロシアの郵便局は外観が警察みたいだから、
郵便局の場所を聞いてここを案内されたときは、
「意味わからないから警察に行きなさいよ!」
と言われたのかと思った…。

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そんなこんなであっという間に14時過ぎ、
雑誌でおすすめされていたラスク状のチーズ味のスナック片手に一度ゲストハウスへ戻った。
たまったま雑誌の取材で日本から来ている方がいて、加えて現地在住の日本の方がいたので気になることも聞いてみた。
その方たちは何軒かホステルを回るようですぐに出てしまい、
私は昼前に買った牛乳とスナックで一服。

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最後に名残惜しくペリメニという水餃子とピロシキを食す。
ペリメニはカッテージチーズや刻んだ野菜が入っている水餃子、ピロシキも卵や野菜入りで、揚げパンなのがさらに美味しさを呼んでいた。

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その後はまたゲストハウスで荷物の確認、
心配なので1時間半前にウラジオストク駅へ。
駅内は大きな荷物をもった人がたくさん、でもモスクワ行きのに乗る人だけではない。

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天井には、ウラジオストクからモスクワまでの街の風景が描かれている!!

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19時10分発のモスクワ行きだが、
18時過ぎに1番線に車両が到着、はやい段階でホームに降りたがどこがどこだかわからず、最終的に2人にお世話になり到着。
これがモスクワ-ウラジオストク間の距離を示した石碑。9,288キロ。ひょー😨😨

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25分前くらいに入室。
はじめてのシベリア鉄道、最初の印象は、暑い!思ったよりきれい!…って感じかな?

私が乗ったのは3等車で、窓に頭を向けた2段ベッドが2台、
反対側には2人が横向きに寝れるようになっており、
同じ空間に最大で6人寝られるようになっている。
私は下段で上段はおらず、隣はロシア人のビジネスマン、
反対側はアジア系の2人だった。
ちなみにカーテンなどはないためすべて筒抜け。

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頭の近くにコンセントあるし、大きめの机あるし、
バックパックは下に置き、バックはつるしてベッドの連結部に南京錠ではさんだ。
シャワーはなし(有料)、トイレ兼洗面所は2台、サモワールという90度のお湯が一定に出る機械がある。

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列車は走り出し、人々は手持ちのものを食べ始めた。
一度中国で寝台列車に乗ったことがあったけど、そのときはたったの2日ほど。 

乗るやいなや、反対側のアジア系の2人に、大きなチキンをいただく。

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1人は芸人のノッチをマッチョにした感じ?
もう1人は細マッチョ、どこか表情に寂しさがあるけど、にこっと笑った顔の優しいことよ…。
昨日買ったロシア語の文法集がすこし活躍した。

こうして、シベリア鉄道の旅がはじまったのでした。。