生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

死刑について

7月28日

暑い。とにかく暑い。
でも、赤ちゃんと寝ている私の早朝第一声は、「寒い」だ。
このエアコン慣れってのも中々怖いもので、
でも、つけないと暑すぎるし、うまく付き合うのも難しいところ。

最近は、またいろんなニュースがとびかっている。
その中でも死刑執行にまた驚いて、犯人だった人の年齢を見ても驚いて、
「生きることが楽しい」と思えずに、社会に不満をもって、
犯行に至ってしまった人たちの不幸さを思った。

死刑について、賛成も反対も、特に考えたことがなかったけれども、
あえて言うなら、反対かもしれない。
だって、14年の月日を経て、容疑者は亡くなったわけだけど、
今も同じような事件が多く起きていて、何一つ解決していない社会問題を思うと、
いろんなことに疑問を感じずにはいられない。

もちろん犯行を正当化することは絶対できない。
けど、この格差社会、閉塞的な社会、貧困、、
死刑が続けられるということは、死ぬことで解決できる問題っていうことなのか、
それが罪を償うっていっても、、、頭が混乱してしまう。

もし、子どもに死刑はなんであるの?って聞かれたら、なんて答えればいいんだろう。

そういった事件で出てくる容疑者は、たいてい社会に不満を抱えていて、
満たされない心をもっていて、どちらかといえば弱者にあたるわけで、
「死ぬためにやった」っていう人だっているくらいだから、
「死んで当然だ」という人もいるかもしれない。

けど、なんか違う・・・。
寿命とかではない限り、”死んでいい人”なんているはずない。
人を殺した人だったら、死んでもいいってのは、一見正しいように見えて、なんか違う・・・。

もし、自分の家族が、加害者、被害者、どちらかになったら自分はどう思うだろう。
どちらにしても、救えなかった自分を悔やむだろうけど・・・
そういう犯行を犯した人を、あり得ないと差別していく社会に生きるということは、
なんだか、すごいこわい気もしてきた。
でも、その思いをうまく言葉にできない。

もちろん、殺害を正当化することは絶対に絶対にできない。
できないからこそ、これから、どういう社会になるべきか、しっかり考えていかなくては。

ではでは。昨日焼いた全粒粉のパン。
全粒粉とかなんかおしゃれだよね。おいしかった。