12月5日
またしても6時40分の目覚ましで起きる。
上段のSさんも降りてくる。
今日はベルンを出る日、8時4分の列車のため7時40分には出るが、1時間しかなかったのね…。
身支度を整えてあと20分くらいのところで白湯とロシアのバー、余ったトマト、Sさんがくれたオレンジチョコケーキを食べる。
3日間一緒だったSさんともお別れ。
変換プラグが壊れたのかな？期間中ずっと私のを使っていて、最後にそれを返してきたときの笑顔と、肌の乾燥が心配で15分くらいずっと保湿クリームを塗っていた姿、忘れらんないなぁ。
いざ出発、今日の行き先はクールという町だが、その前に母親の友人Tさんのお墓を探すため、まずジンスという町へ。
Tさんは18年前にスイスに母と姉と行ったときにめ～～っちゃ歓迎してくれて、80歳くらいだったけど、運転して案内してくれたり、熊のぬいぐるみをくれたり、もういろいろとお世話になった方です。
そんなTさんが3年前に亡くなり、
今回はこうして旅をしていてぜひともまたスイスに行きたいなあ、と考えて、
可能ならお墓参りにも行きたい❗と思ったのでした。
しかし、Tさんがいた老人ホームの場所はわかってもお墓の場所を知らなかったのだ。
1回の乗り換えも無事におわり、9時半頃ジンスに着く、酪農のにおいに圧倒される。
まずTさんが住んでいた老人ホームへ、スタッフに聞くもわからないとのことで、市役所に行って聞いてほしいと言われる。
市役所が全く市役所に見えなくて通り越してた(笑)
そこで、なぜかすぐに担当の女性がわかったようで、徒歩2分のお墓に案内される。
ええ！？名前だけで？！！しかも、お墓自体はたくさんあるのに、迷いもなく案内してくださったのだ。
Tさんのことは知らないと言っていたけど、人口が4,259人の小さな町だったからかな？
とりあえず、有り難いと同時にびっくりした！
そこからお花を買ったりして無事にお墓参りを終えた。
こんな簡単に見つかるとは…。
でも、よかった、よかった。
お世話になった老人ホームの事務の方々と、市役所の女性に、虫をおっかけているのかな？走り回る猫ちゃん。
近くに、1980年代に生まれて2000年代に亡くなった方のお墓と写真があり、やはり若くして亡くなるのはつらいと思う。
長生きだけが全てではないと思うけれども…。
昔スイスに行ったときの思い出、確か母親が宿を決めてなくて当日親子3人で路頭に迷って、ようやく決まったと思ったら水道から茶色い水が出てきたりして驚いた記憶があるよ…。
そうしてクール方面の列車までの時間でパン屋でサラダを購入。
5スイスフランで他よりは安くて食べたけど、待合所もないから手がかじかんで更に生野菜で冷えて…少しアホでした。
そこからクールまでは乗り換えが2回あって、その2回が終わったあとどっと睡魔が襲い爆睡。
ふと目覚めたとき、私は通路側で爆睡してて、窓側の斜め前に座った男性が壁によりかかって寝れるから席を交換する？と言ってくれたけど、その前に景色が絶景で…。
眠気もパアッとなくなったのでした。
しかし、雲が多くなかなか圧巻の景色は少なかったな。
でも、とっても素晴らしくて、自然ってすごい、と思いました。
3時頃無事にクールに着き、宿探し。
斜め前の男性に旅行できたことを伝えると、very good!!って言われて幸先よいスタートや。
ほんでもってすこしだけ迷ったけど無事に宿に着く。
それから一度駅への道の確認をして、またしてもクリスマスマーケットを見学し、スーパーでバナナと4つ入りのパン、ヨーグルトを買う。
ヨーグルトは1つ今日賞味期限のため半額で、帰ったあとに食べたけどクリーミーで美味しかった…。
明日も半額で売ってないかな、、😁😁
そうして、今日は17時過ぎる前に帰還。
アルプス山脈に囲まれているクール。
どこに立っても大きな大きな山に守られている感じがして、ベルンよりも都会ではなくて、気持ち落ち着く。
今日の宿はお湯がすぐに出るから素敵♪
では、またね➰👋😃
