生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

昔の旅~鹿児島・熊本~2016 1/30~2/3 ⑮終

2月3日

もう最終日。目覚めは良い。食堂には、単身の男性がたくさん。
きっと、出張であろう。みんな大変だなぁ。

最終日の今日は、とりあえず街歩きをすることを目的とした。
本当は天草や、阿蘇にも行きたかったのだけれども、時間がなかったので。
目的はしっかりとあり、熊本城へ行くこと、いきなり団子を食べること、うにコロッケを食べること…。
熊本城は、これまた400年も前の朝鮮出兵と関係があり、城を作った中に朝鮮人が多くいたという情報を入手し、興味をもったのだった。

8時の『あさが来た』を少しだけみて、いざ出発。荷物を預け、駅を出て左方面に歩みを進んだ。
近くに北岡神社という神社があり、そこの参拝方法が一風変わったもので、それを一回だけした。
確か、女性と男性で参拝方法が異なるものだった。
ここの神社は、厄除開運・夫婦円満の御利益を授かるらしく、夫婦楠という大きな木が2本あった!
それからどんどん熊本城の方へ行く。天守閣のそばには観光客がいっぱい。

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すごいなーと思ったのが、石垣。時代によって積まれ方もちがうようで…時代をよく表していると思った。
中でもへぇ~と思ったのが、最初は緩やかに積み重なった石垣も、上の方は急になっていて、
登ろうとした武者たちも引き返すということを武者返しということ。その名前にちなんで美味しいパイ生地のお菓子もある。

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そして天守閣の中には、西南戦争の歴史や、日本の城の説明などがある。
説明を見たりして、あっという間に11時。私は観光客を避けるように足早にうにコロッケの店へ向かう。
そういえば、空港リムジンバスが14時の出発、今11時。思ったより時間がない。

うにコロッケの店は、価格高めのどんぶりの店だった。
うにコロッケは、ほんのサイドメニューという感じ?でも、2000円の定食を食べる気にはなれず、うにコロッケを注文。
新しい味で、本当においしかった。外側が硬くて苦戦したけれども、中は…とろとろというか、どろどろというか…じゃがいもとうにが、よくマッチしていた。

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当然のようにそれを5分ほどで食べ終わる。その、うにコロッケのある店の周囲には、それ以外にも観光客向けにお土産売り場や、ソフトクリーム屋、郷土料理屋など様々あり、私ははしごで郷土料理屋に入った。これが最後だ!と思い、だご汁を頼んだ。少し手足が寒かったから、というのもあるんだけどね。

そこでまたしても祖母に手紙を書き、だご汁をいただき、完食し、迷いながらも熊本城前の路面電車の駅に到着し、熊本駅へと戻っていった。
ホテルで荷物を受け取り、リムジンバスに乗り空港へ。
阿蘇くまもと空港は、夢のような国だった。というのも、お土産屋の試食が最高すぎる。
ずっと食べたかった武者返しも食べられ、それ以外のものも…ここは夢の国か…?!
ただ、ここでも赤っ恥をかく。荷物をなるべく預けたくないと考えていた私は、3つとも預けない方向で進むのだが、
アミーナイフが入っておりひっかかってしまった。ばかだ。当然である。

戻り、荷物を預け、っていう作業…。そのあと、16時半までは、あっという間だった。
試食をし、最後の買い物をし、角煮マンを食べ、家計簿を記し、日記を書き、よしっと搭乗ゲートへ。
羽田へ帰る人たちの姿があった。テレビには国会中継。TPPのことで、なんだかもめている。

帰りは、本当にあっという間だった。だって、フライト後、30分もせずに、「現在、四国の上空を飛んでいます。あと9分後には左下に関西国際空港が見えるでしょう」なんて放送しているんだから。

羽田についたときは、不思議な気持ち?まぁ、同じ日本の移動だからね。大きな変化はない。
浜松町につき、姉にさつまあげを渡し、以前働いていた職場へ。急ピッチでお土産を置き、
ヘルニアで苦しんでいる友達に頼まれた用事を済ませ、みんなに一言二言言葉をかけ、すぐに出た。

みんな、笑顔で、元気で、最後の最後に幸せな気分で家に帰ることができた。
帰るころにはもうおなかが空いていて、結局お母さんにキムチ鍋の残りでうどんをゆでてもらう。
温泉卵も入って、とってもおいしかった。

今回の旅は…かなりの弾丸。心のどこかで知覧に行きたいと思っていたからこそ、こうして行こうという行動に踏み切れたこと、本当によかった。
なぜか、今行かなければならない!と思っていたから。
というのも、行きたいときに行かなければきっといつまでも行かないことになるから。
少しでも行きたいときは、えいっと行ってしまうのが案外いいのかもしれない。

九州は、以前長崎を旅したとき以来とっても好きになったところで、それは鹿児島にいっても変わらなかった。
人はみんな優しいし、食べ物はおいしいし、景色もとてもきれいだし。
いろいろな歴史が町中にあって、歴史とともに今がある、ということに気付かせてくれる。

はぁ~本当に今回も、たくさんのパワーをいただいた旅となった。
皆さまからいただいたパワーで、私は前を向き、頑張りたいと思います。

おわり