生活記録ノート

毎日のこと、旅行記、趣味などいろいろ綴っていきます。現在0歳児子育て中。

生きていてほしい

4月12日

こんにちは。今日も25度予報・・・暑そうだ~。
我が家のSちゃんは暑がりなようで、暑いと泣きじゃくる。
4月でこれだから、夏に向けてどうしようか・・・。

昨日は、家のまぁまぁ近くに隠れ家的なカフェがあり、
1か月に多くて5回くらいしか営業しない(他はウクレレやギターの教室をやっている)店に行ってきた。
テイクアウトでコーヒーを頼み、そのあと頼んだマフィンの仕上げ焼けの時間15分くらい談笑。
オーナーのMさんは音楽活動をやっている人で、そっちが本業だけど
コーヒーも興味があり、店で焙煎をしたり、お菓子も手作りしているというからスゴイ。

私も地元が埼玉でそのあと東北にいてこっちに来たという話をしたら、
どうやら音楽ボランティアで三陸の方にも行ったようで、
「海の幸が本当においしかったです。特にホヤが・・」とおっしゃるから、
ホヤ好きの私は一気に嬉しくなり、「最初の出会いが肝心ですよね~」と話していた。
私もいちばん最初のホヤが最高に美味しくて、ホヤが大好きになったのだから。

マフィンも焼き上がり、コーヒーを片手にゆっくり帰ろうと歩いていると、(コーヒー、とっても美味しかった)

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消防車の音がして、少し登った土手を消防隊員が走っている。
(何かあったのかな?)帰宅の道から土手は一望できたので、横目で眺めつつ歩いていた。
土手には子供たちと消防隊員がいて、よく見ると消防隊員が心臓マッサージを行っていた。
同時に小学生4,5年の女の子が泣きじゃくりながら自転車で通り過ぎ、
もしかしたら、子どもが池に落ちたのかも?と想像をめぐらし、一気に鳥肌が立つ。

ちょうど近所のNさんがSちゃんにお宮参りのお祝いを
走りながら渡しに来て、一緒に土手の上をみる。
親のような人が土手を登って心臓マッサージの方へ向かっていく。
子どもたちの「がんばれー!がんばれー!」という声が聞こえてきた。

どうなんだろう。助かるのだろうか。
その後、担架で運ばれていくところまで見たところで、見えないところまで
歩いてきたので、どうなったか、もちろんわからなかった。

親が走っていく姿、子どもたちの声、生きるか、どうか、わからないけど
その場面が、久しぶりに震えるというか、鳥肌というか、
遠目からであっても生と死の生々しさを感じた一瞬であった。

親の気持ちもそうだし、本当に、死というものに向き合わないと
危険とか、学ぶことができないのは、子どもも大人も一緒だ。
学ぶにはあまりにも残酷ではあるけれども

昨日まで普通に生きていた子たちだ。お願いだから、助かって・・。
そんな思いで帰宅、18時頃からヘリコプターの音も大きくなっていた。